確かに現状の総合ルール・フロアルールを見るにマリガンOKと言う風には取れないなぁ。記憶が間違い無ければ、総合ルールup前の店舗向け大会マニュアルにはマリガンを認める記載があったと思うんだけど・・・今はどうなっているんだろう?
ルールや裁定をD-0に合わせると言う意味でならば、総合ルールを変更すべきなのだろうけれども、「マリガンが無い事」がPro-Rとして譲れない部分であるとするならば、そのままでも問題は無い・・・程度の話かねぇ。
この話は、とりあえずShopに行って最近の店舗大会マニュアルにマリガンの可否が書かれているかどうかを調べる所から始めないといかんなぁ。
追記:店舗向けGT予選マニュアルを調べたらマリガンルールが無い旨が明記されていました。つまりそう言う方向になったと。なるほど。
ちなみに、MTGには「foilのカードを使用してはいけない」なんてルールは無い。あるのは以下のルールだけ。ちなみに英語版はここ、日本語版はここから引用。mjmjは便利なサイトなんで、MTGのルールを引き合いに出したいけれども英語を読めない人は是非とも使う事をおすすめします。
44. Marked Cards
Players are responsible for ensuring that their cards and/or card sleeves are not marked. A card is considered marked if it bears something that makes it possible to identify the card without seeing its face, including scratches, discoloration, bends, and so on.
If a player’s cards are sleeved, the sleeves are considered part of the cards, so the cards must be examined while in the sleeves to determine if they are marked. Players must use care when sleeving their decks and should randomize their decks prior to sleeving them to reduce the possibility of marked cards with a pattern.
Any card that is cut differently from the other cards in a player’s deck may be considered marked if the entire contents of the deck are not placed in unmarked, completely opaque card sleeves. For example, Alpha cards are considered marked if they are mixed into a player’s deck with cards from other sets at a Magic event. However, Alpha cards are not considered marked-and therefore do not have to be in opaque sleeves-if the entire deck consists of Alpha cards.
If a differently cut card has caused its sleeve to become worn differently than other sleeves in the deck, that sleeve is considered marked.
The Head Judge has the authority to determine if a card or series of cards in a player’s deck is marked.
44. 印のあるカード
プレイヤーは、自分のカードおよびスリーブを、印のない状態に保たなければならない。カードの表を見なくても何らかの形でカードに見分けがつく場合、そのカードには印があるという。これには、キズ、変色、反りなどが含まれる。
プレイヤーのカードがスリーブに入れてある場合、スリーブもカードの一部と見なされるので、スリーブに入っている状態で、カードをチェックすることになる。
プレイヤーは、自分のデッキをスリーブに入れる際に注意を払い、前もってシャッフルしておくことで系統立った印ができる可能性を小さくするべきである。
プレイヤーのデッキに、裁断ミスにより他のカードとは違う形になっているカードが含まれている場合、それらはすべて印があるとみなされる。ただし、デッキ内のすべてのカードが完全に不透明でかつ印のないスリーブに入れてある場合には印があるものとしては扱われない。例えば、マジックのトーナメントにおいてプレイヤーのデッキにアルファ版のカードが他のセットのカードと混ざって入っている場合、印があるものとして扱われる。ただし、デッキ内のすべてのカードがアルファ版のカードである場合は、アルファ版のカードに印があるとはみなされないため、不透明のスリーブに入っていなくてもよい。
裁断ミスにより、カードのスリーブがデッキ内の他のスリーブとは違う傷み方をしている場合、そのスリーブは印があるとみなされる。
プレイヤーのデッキ内のカードに印があるかどうかを判断する権限は、ヘッド・ジャッジが持つ。
要はfoilが反ってしまっている場合は判別可能だからoutって話。「って言ってもfoilって反るじゃん」と言う人は、MTGが国際的TCGである事を思い出すべき。foilの反りには湿度が関係する。そして、「アメリカの湿度は日本に比べて低い」のではなく「日本の湿度はアメリカに比べて高い」のですよ。
「MTGを参考にして作られたフロアルール」の下で、「MTGを参考にして作られたfoilカード」のあるTCGを遊べば、そりゃあ湿度の高い国の事ですから、不具合が出るのもさもありなんって感じですが。
これを不具合でなくす為には、
1.foilカードによるmarkedはmarkedとして扱わない
2.foilカードの大会での使用を全面禁止にする
3.foilカードの製造工程を見直す
辺りのどれかを行うしか無いかとは思うのですが、
1.大会での公平性の維持ができなくなる
2.foilと言う商品があるのにそれを使えないのはおかしいと言うユーザの声が上がるであろう事が予想できる
3.技術的なのか予算的なのかの問題は分からないが可能ならば既にやってるだろう
と言う問題が起こる訳で・・・難しい物です。
月曜日, 8月 20, 2007
登録:
コメントの投稿 (Atom)
3 件のコメント:
誤植発見です。
正しくは
『要はfoilが反ってしまっている場合は判別「可能」だからout』
ではないかと。
レヴォはマリガンなしで大きい大会は実行してるんですけどねぇ・・・
てかマリガンのやり方は店によって違うとかなってたりもしそうで問題じゃないんですかねぇ・・・
>>ken-ariyaさん
おっと。直しました。ありがとうございます。
>>しろ君さん
ありゃ、そうなんですか。BCCとか行かないから知らなかったです^^;
とりあえず最近の店舗向けの案内を見てみてから色々考えます。
コメントを投稿