木曜日, 2月 01, 2007

公式更新。

禁止・制限の話は置いといて、とりあえずここのblogらしい話をしましょう。そう、今日は久々に総合ルールが改定された日なのです。と言うワケで、今回は改定総合ルールのお話です。まずは、「『紅き覇王の門』でプランゾーンにある『爆砕の魔炎バーン』を出す場合コストはいくつになるのか?」と言う問題についてです。今回の改定よって以下の項目が加わりました。


3-4.プランゾーンにカードがある状態で、そのプランゾー
ンのある山札を見てカードを選択する場合、プランゾーンにあ
るカードを裏向きにした後、山札を見ます。



これによって、今まで揉めていた話に終止符が打たれる事になった訳です。「紅き覇王の門」で山札を探し始めたらもう「爆砕の魔炎バーン」はプランゾーンには無い事になるので、「爆砕の魔炎バーン」のコストは6になります。


後もう一つ揉めていた問題としては、「妖魔の勇者」とそれに隣接するユニットの位置を「パラドクス・ストーム」で交換したら、「妖魔の勇者」の能力は誘発するのかと言う話がありました。これに関しても以下の項目が加わる事で解答が出る事になりました。


10.カードがゾーンを移動する事を含む誘発イベントは「ゾーン
変更誘発」と呼ばれます。ゾーン変更誘発を持つ能力の多くはゾ
ーンが変わった後でそのカードに何かをしようとします。「ゾー
ン変更誘発」を持つ能力はそのカードを移動先のゾーンで探し、
もしも移動先のゾーンでそのカードが見つからなかった場合、
そのカードに対する効果は失敗します。また、「ゾーン変更誘
発」を持つ能力によるカードの捜索は、カードがそのゾーンに入
らなかった場合、あるいはその移動先のゾーンが非公開情報で
ある場合には失敗します。「ゾーン変更誘発」の最も一般的な例
としては、スクエア以外からスクエアにカードが置かれた時の
能力があります。



「妖魔の勇者」が持っている誘発型能力はゾーン変更誘発です。ちょっと勘違いする人がいるかもしれないので補足しておきますけど、スクエアって言うのはそれぞれが独自のゾーンって言う定義なので、スクエアからスクエアへの移動もゾーンの変更って事になるんですね。

で、「妖魔の勇者」とお隣にいるユニットが場所を入れ替わった場合、場所を動いた後に動いた後の場所を元にして誘発イベントが無いかをチェックする事になります。

これと同じ原理の物としては、「水晶砦の魔女」が分かりやすいでしょう。彼女はスクエアに置かれた後に誘発するのですが、彼女が置かれる前にセイレーンがいなかったとしても、彼女自身によってトリガーします。って言う事はこの誘発型能力は、「水晶砦の魔女」がスクエアに置かれる瞬間に、セイレーンがスクエアに入ってきたのを見てたって事になるんですね。

「妖魔の勇者」の誘発型能力も同じで、入れ替わった後に誘発するのですが、入れ替わった瞬間にトリガーする物が無いかを見てたって事になります。そして、入れ替わった瞬間に隣にユニットがいるならば、それは「妖魔の勇者」の隣に置かれたと言う条件を満たすので、「妖魔の勇者」の能力は誘発すると言う事になります。

ちなみに同じ原理で「湧き出る泉シンプイ」の効果も自分自身に及んだりします。

それと、もう一つ揉めていた問題としては「召集と隊列召喚を併用する事は可能なのか。」と言う話もありました。これに関しては召集と隊列召喚の定義がされた事によって不可能である事が明確化されています。


1.隊列召喚はユニットの通常のプレイの方法を変更する常在
型能力である。

2.召集は「召集-[スクエア条件]」の形で記載されている。こ
れは、「あなたは、[スクエア条件]を満たすバトルスペースのス
クエアに、そこが自軍エリアであるかのようにユニットをプレ
イできる。」と「そのユニットがプレイされてスクエアに置かれ
る時、フリーズ状態のかわりにリリース状態になる。」というこ
とを表す。



隊列召喚は通常のプレイの方法を変更しています。一度通常のプレイの方法を変更してしまっているならば、それはもはや通常のプレイではなくなっているため、それを召集でもう一度変更する事はできないって言う事になります。

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