月曜日, 5月 07, 2007

ルール読み。

Pro-Rの総合ルールをちまちまと見ている。

2. プレイヤーは、自分または相手のエネルギーフェイズの間、
条件を満たした後優先権をパスするまで、優先権を持った時に、
コストを支払って、トラップを発動するか勇気を起動すること
ができます。


どうやら迎撃やトラップが使用できるのはメインだけではないらしい。そこはD-0と違うみたい。

3-2.勇気の起動
プレイヤーは、相手のユニットが中央エリアかあなたの味方エ
リアのスクエアに置かれた後優先権をパスするまで、優先権を
持った時、起動コストを支払って、カードの能力「勇気」を起
動することができます。勇気は起動型能力です。


この書き方だと、相手の中央投下後に「勇気」を打つ事が可能って事になるのかな。でも、このタイミングでトラップの発動ができるのかがルール上不明瞭。何しろpdf内検索をかけてみても「侵入」の定義が見つからない。見落としじゃなかったら、コレって相当マズいんじゃないのかなぁ・・・。

現在のゲームの動かし方を見るに推測では、侵入トラップと「勇気」は同一のイベントに基づいて使用されるっぽいので、「できる」と言う答えになりそうではあるけれども、「侵入」の定義と共に公式待ちな気がする。

1.「勇気」は、手札にある時に効果を発揮する常在型能力であ
り、同時に、条件を満たした時に起動できる起動型能力です。


「夢」と「勇気」を兼ね備えていても、「勇気」は手札からしか使用できないで正解。

2.「勇気―X」は、「相手のユニットが味方エリアか中央エリ
アに置かれた時、このカードと同じ色のカードがあなたのエネ
ルギーゾーンにあり、かつこのカードのレベルと同じかそれ以
上の枚数のカードがあなたのエネルギーゾーンにあるならば、
あなたが優先権をパスするか同じイベントで発動条件を満たし
たトラップを発動するまで、あなたは、このカードを公開し、
コストとしてこのカードと同じ色のエネルギーを1支払うこと
で、その味方エリアか中央エリアに置かれた相手のユニットに
Xダメージを与えることができる。そうしたならば、このカー
ドを捨札に置く。」という能力です。


これは明らかに誤記かと。勇気を起動したらもうトラップは発動できないルールだけど、他の部分を読むにその逆は無い。

追記:

ところで上の「勇気」の説明だと、何らかの効果で「勇気」が無効化された場合捨て札に行かない可能性があるんじゃなかろうかと思って調べてみたら、本当にその可能性がある様な気がする。

5-1. 破壊されたスクエアにあるユニットや、廃棄されたトラ
ップ、解決が終わったり無効化されたストラテジーやトラップ
は持ち主の捨札の一番上に置かれます。デュエル開始時には、
それぞれのプレイヤーの捨札は空です。


「勇気」はストラテジーやトラップ以外のカードが持っている可能性もあるので、この書き方だと捨て札に行かない可能性がある。「勇気」が捨て札に行くのをコストにしてはいけない理由が何かあったのだろうか?

またまた追記:

4.同一のイベントによって、トラップを発動し、勇気をプレ
イすることができます。ただし、一度勇気をプレイすると、同
じイベントによってトラップを発動することはできません。


上記の「勇気」のテキストとこれを見ると、「勇気」の起動条件になっているのは「相手のユニットが味方エリアか中央エリアに置かれた時」と言うイベントって事になる。そうなると、例えば「勇気」と同じイベントによって発動したトラップで、そのイベントの元となったユニットを屠っても、「勇気」を起動できると言う事にならないだろうか? まぁ、これに関しては大して問題が無いだろうけど、微妙に気持ち悪い(笑)

またまたまた追記:

4.テキストの主語が省略されている場合、文意から明確に他
の主語が想定されない場合、「あなたは」が主語になります。


ルールとして書くには曖昧すぎる表現な気がするなぁ。日本語は難しい上に主語がどうとでも取れる文章は容易に存在し得るので、これだとテンプレートに相当気を遣う必要が出てくるな。

7. 先攻・後攻が決まった後、それぞれのプレイヤーは5枚の手
札を引きます。引いたカードが気に入らなくても、引きなおし
をすることはできません。


現状マリガンは無いらしい。

2. 不適正な行動を取り消すとデュエルに重大な影響を与える場
合には、不適正な行動を取り消すことはできません。デュエル
に重大な影響を与える場合の例としては、不適正な行動によっ
て山札の順番が入れ替わってしまった場合、不適正な行動によ
って本来知ることができない情報を知ってしまった場合、不適
正な行動の後巻き戻せないほどデュエルが進行している場合な
どがあげられます。不適正な行動が取り消せない場合、それが
公式大会ならばフロアルールに従ってジャッジの判断によって
処理を決定します。それが公式大会でないならば、両方のプレ
イヤーの合意によって処理を決定します。


この書き方だと、公式大会以外の大会でのジャッジの存在意義が薄くなる気がするぞ(笑) 公認大会だと両方のプレイヤーの合意だけで話進めて良いらしいよ? って事になる。「フロアルールに則った大会では」みたいな書き方じゃ駄目なのかなぁ。

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