月曜日, 3月 31, 2008

おらジャッジにさなるだ。

2chのWSスレを見ていたらみつけた。

53 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 本日のレス 投稿日:2008/03/31(月) 18:43:46 ITYUUbnji
ジャッジに申し込んだ奴居る?
↑を見たらいかさまを見抜かないといけないっぽいからびびってる…
そういうダーティーなこと一切知らないから、やる奴からは鴨と思われるかも。


54 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 本日のレス 投稿日:2008/03/31(月) 19:15:35 AUKHPlBI0
んなビビることはないw
気楽に肩抜いていんだよ、ンなもんは


あんまし肩の力抜き過ぎでも困るけど、ブシロードも人は欲しいだろうから、とりあえず迷ってる位なら応募しちゃえばいいんじゃないかと。ジャッジはジャッジで楽しいですよー。

今だから言えるけど、D-0のGP1なんか酷かったからね。多分、経験者であるHJとチームリーダー以外は自分も含めてほぼ素人な集団。D-0のフロアルールはMtGのパク・・・否、MtGを相当参考にして作られているから、他の国産TCGとはその理念とかが全然違うのだけど、そんな中で、MtGジャッジ経験者は3人だけ・・・HJとか頭抱えたろうね。

でもまぁ、今回もまたMtGジャッジ経験のある遊宝洞の人が引きずり出されて来るんだろうし、D-0組も来るだろうし(特にクラスBのゆうきぽんさんがWSのジャッジとして参加表明をしているのは大きい)、そう言う意味ではD-0なんかよりはゆったりとOJTできる環境って話にはなるんじゃないかとは思う。

それより問題はプレイヤーの質かな。D-0ではやっと質の悪い奴等が減って来た感があるのだけど、あの道をまた繰り返すのかと思うと気が滅入る。

27 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 本日のレス 投稿日:2008/03/31(月) 10:57:33 XTVmr7Xt0
クライマックスカードはいいイカサマの対象になるだろうな。
・クライマックスだけスリーブをさかさまにする
・透明スリーブ使って発売時期の印刷の違いによる濃淡で見分ける
・使い込んだスリーブとそれなりに使い込んだスリーブを使う
あたりは大きな大会だと普通にされそう


28 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 本日のレス 投稿日:2008/03/31(月) 11:07:41 WD2YiNIhO
>>27
氏ね。
何のためにジャッジを作るんだと思ってるんだ?
お前見たいな基地外はWS辞めろ。


29 名前:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 本日のレス 投稿日:2008/03/31(月) 11:14:37 wgH5aJt30
>>28
なんでそんなにつっかかるんだ?
>>27は可能性を示しただけだぞ?


ちなみにD-0では対戦途中でも対戦相手のデッキに見分けがつくと判断される場合にはジャッジにそれを調べてもらう事が可能。WSではどうなるか分からないけれども、D-0と同様の理念でフロアルールが作られるなら可能って事になるんじゃないかな。

わんだーすわん(本製品も出たからそのネタやめれ)

ヴァイスシュヴァルツを遊んでいます。面白いです。自分は遊宝洞のファンなのでファン補正が入った感想になってるかと思いますが、その辺差っ引いて読んで頂けると助かります。

論理的に考えてよく出来たシステムであると言うのが第一の感想でした。人工的にギリギリの攻防になる様に造るとゲームと言うのはこうなるのだ、と言う例でしょう。そこでとりあえずルールマニヤは買いです。

ただ、システム的に良く出来過ぎていて、人工的感が強過ぎる感もあります。運ゲーである事は非難する余地は無いのですが、どうやってもギリギリのいい勝負になるシステムと言うのは、逆に言うとデュエルを行う事で紡げるであろう物語を奪う様な気がするのです。つまり、展開が高レベルでのドラマティックな方向に平均化が進んでいるが故に、一戦一戦のドラマ性を低めてしまう、と言う考え方ですね。

後は、独特なゲーム性なのにトリセツが分かり辛い事と、処理が煩雑で慣れるまでに時間がかかりそうなのが少し残念ですかね。色々なTCGを経験している人ならそこまで慣れるのに時間はかからないですが、TCG慣れしていない入門者はそこで挫折してしまう可能性があります。この辺り、本製品で初めてこのゲームを知った層向けにも講習会のフォローを行う必要があるでしょう。

とまぁ、苦言ばかり書いてしまいましたが、それ以外の点では非の打ち所の無いゲームです。運ゲーである事さえ許容できるならば、買って遊んでみるのが良いでしょう。ただし、運ゲーとは言えハンド管理だけはちゃんとやっておかないとキャラ達が死なない(笑)ゲームとは言えプレイヤーが先に死ぬ印象もあります。

って言うか誰か遊んで下さい・・・。

火曜日, 3月 25, 2008

最近のTCGの感想。

デスノートTCGを遊んでみました。

まず、物凄いクオリティの高いマニュアルにビビりました。システムがシンプルとは言え、読んだだけで遊べるマニュアルは珍しいです。ってか、真面目にマニュアルとしてかなりのクオリティを誇るかと思うので、ルールマニヤは一見をお勧めします。

ゲームの方はと言うと、ちょっと残念と言うのが正直な感想です。非常に動作がもっさりしている上に1ゲームが長すぎるんですよね。ただ、デスノートらしさは良く出ているとは思うので、ファンなら遊んでもいいかと思います。

ちなみに、メイプルストーリーiTCGも遊んでみました。

WotC補正がかかっているのがあるのかもしれませんが、凄いゲームだと感じました。基本的にキャラの行動全てが誘発型能力と言う物凄い発想で作られているのですよ。

一応モンスターの召喚とかもあるし強いけど、基本はキャラの能力で戦う感じっぽいです。

ライフの増減がちょっとテンポ悪い感はありますが、ハンドコントロールのシビアさを抜かせばそれなりに楽しめる運ゲーなのではないかと思います。

けどアイテムコード欲しさの原作プレイヤー以外には売れないんだろうなぁ・・・。

ちなみにwikiが有ったりします。

かーどげーむをつくるひとになるにはどうしたらいいの?

個人名として有名なデザイナーは中村聡氏だったり中井まれかつ氏だったり割とマルチな人が多くて困る訳なのですよ。

例えば、ドラクエって堀井雄二氏だけで作ってる訳じゃないじゃないですか。同じ様にTCGを作る仕事にも色々な工程がある事をもっと知って貰いたい訳なのです。

そんな訳でちょっと製造工程の話なんかをしてみようかと。

ちなみに、ここでの製造工程は発売元と製造元が分かれる場合の製造元での話です。本来は発売元との会議等もっと複雑な工程が加わる事になるでしょう、その辺ご了承を。

さてはてまず、TCGには「立ち上げ」と「メンテナンス」と言う作業があります。この辺はネトゲなんかにも似てるのですが、「立ち上げ」で上手く行っても「メンテナンス」で失敗するとコケたりする訳です。

で、まず「立ち上げ」の方の説明なんですが、ここでまず必要になるのがゲームデザイナーです。前述の中村聡氏や中井まれかつ氏の他に名前が出ている人としてはMtGのRichard Garfield氏や家庭教師ヒットマンREBORN CCGの製作者の廣木克哉氏なんかも挙げられますかね。ゲームデザイナーはゲームのシステムを作ります。

ゲームのシステムが決まったら、とりあえずのカードを作らなければなりません。ここで出て来るのがカードデザイナーです。カードデザイナーとしてはMtGのMark Rosewater辺りが有名ですかね。カードデザイナーがカードの能力や強さなどのデザインを行います。

そしてそのシステムやカードを研磨し、バランスを取るのがデベロッパーの仕事です。テストプレイヤーなんて呼ばれる事もありますが、正直ここは一番重要な工程です。

デベロッパーはバランスが悪いであるとか分かり辛いであるとか言ったルールやカードを洗い出し、ゲームデザイナーやカードデザイナーに戻します。それを元にゲームデザイナーやカードデザイナーはまたデベロッパーにシステムやカードを出し、時間が許す限り研磨をします。

他にもルールの不備を調整するルールマネージャーや文章書きや編集を行うエディター、海外物ならば翻訳、物理的なカードのデザインを行うデザイナーなんて仕事もあります。後は、そのTCGが版権物で無ければワールドクリエイターと言う仕事もあるでしょう。

これらの人達の手を経てTCGが世に出た後は「メンテナンス」の作業になります。これは次弾以降のカードを作ったりする辺りな訳ですが、これに関してはカードデザイナーとデベロッパーが延々やりとりすると言う仕事になるでしょう。

ちなみに「メンテナンス」に関しては他に禁止・制限カードの策定と言うのもあります。本来ならばそんな物は出ないに越した事は無いのですが、仕方無い場合にはバランス取りの為に発行しなければなりません。

駆け足になりましたが、以上が簡単なTCG製作工程になります。では、そんなTCG製作工程に潜り込むにはどうしたら良いのでしょうか。

まず、ジャッジ制度やプロプレイヤー制度・ライター制度なんかがあるTCGの場合はその実力を見込まれて仕事をしないかと言うオファーがある場合もあります。

トッププレイヤーだった人が今ではカード作ってるなんてのは、WotCなんかではよくあるパターンです。後は雑誌投稿者やらカバレッジライターやらだったのが気が付いたら中の人なんて話も聞きますね。

そう言うのが何も無い人はとりあえず、何処かの会社のテストプレイヤー等のバイト辺りから入るのがてっとり早いのではないかと思います。テストプレイヤーやティーチング要員上がりの社員と言うのも結構この業界には多いですよ。