日曜日, 2月 18, 2007

言葉の問題。

韓国DPA設立に伴って、GP5韓国予選が行われるとの事です。

そうすると日本語が分からないプレイヤーがGPに参加する可能性が出て来る訳です。でも、韓国語喋れるジャッジっているのでしょうか? 正直、韓国語圏のプレイヤーとの間でコミュニケーションエラーが起こった時に対処できる自信が無いんですけど・・・。

ジャッジとは言わないまでもせめて、D-0のルールが分かって韓国語と日本語が分かる通訳は必要かと思うんですけど、その辺りに関して日本DPAはどう考えているのでしょう?

そう言えば、この件に関して「MTGでは英語を使う海外で大会をやってるくらいだから大丈夫なんじゃないの?」と誰かが言ってたのを聞いたのですけど、全然これは問題が違いますよね。

まず、標準的な日本人なら義務教育で英語を勉強しています。なので学生時代にどんなに成績が悪かったとしてもまったく英語ができない人間はそんなにいないはずです。

次に、MTGは元々英語で遊ばれていたり、今でも英語版のパックが容易に手に入ったりする事から、英語の用語がそのまま日本語でも用語として(或いは俗語的に)使われていたりするのです。アタック・マナ・スタック等の言葉は日本人相手でも通じるでしょう? 多分、そう言ったカードに書いてあるテキストに加えて、いくつかの単語を覚えるだけで何とか英語圏の方とのプレイはできるのではないかと思います。

対して韓国語は・・・と言いますと、大半の日本人は挨拶や食品名をいくつか知ってるだけではないでしょうか? そんな状況でジャッジングをしろと言われても、正直無茶です。「このユニットは墓地に置かれます。」とかいった単純な事さえ説明できる自信はありません。

プレイヤー層が広まる事に関しては喜ばしいのですが、その辺りの事を考えるとちょっと不安にもなりますね。

木曜日, 2月 15, 2007

コスモバルクのバルクもどれなんだろう?

D-0の今度の弾のタイトルは「神竜の闘気(ドラゴン・バルク)」らしいですね。
で・・・バルクってどれ

金曜日, 2月 09, 2007

MTGに関する雑感。

普段、ジャッジとかトーナメントプレイヤーとかに囲まれてると見えなくなってしまうんですけど、MTGには大きなトーナメントに興味なんて持たない層もいて、そう言う人達はそう言う人達で楽しく遊んでるんですよね。

思えばMiyu自身も蕃茄杯に出会うまでは、DCI番号をプレリにしか使わない人でした。けど、その当時ってカジュアル層でも結構トーナメントの動向とかに気を遣って、上位層のデッキリストとかを見てた気がします。

でも、最近のカジュアルプレイヤーを見てると、トップのデッキとかに興味無いみたいで、ホント好き勝手遊んでる様な感じです。下手するとレギュレーションとかも気にしてないのかもしれません。そう言う人達は別に無理して高いカードを集めたりしないし、プレリにさえも出ないんですよね。

なんですけど、よくよく考えてみればトーナメントプレイヤーの数よりもそう言ったカジュアルプレイヤーの数の方がどう考えても多いんですよね。ただ、彼(または彼女)らは見える所に出てこないから目立たないだけで。

それを引きずり出して云々なんて事は言いません。トーナメントに興味がある人には最初のステップとして蕃茄杯や悪魔杯なんかを紹介するだけですし、興味が無い人にとってはトーナメントなんて面倒な所だったり怖い所だったりでしかなかったりするのですから。

それに最近思うんですよ。全てのプレイヤーが数学的に緻密なゲームを遊びたい訳じゃあないんじゃないかって。

デッキ構築理論とかアドバンテージとかテンポとか言った硬い事を考えずただ、「ぎゃー! 《Serra Angel / セラの天使》だー! わー! 《Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン》だー!」って言った感じのティミーゲーを繰り広げるのもアリだと思うんです。その中で、強くなりたいって言う人がいるならそこで初めて理屈を学べばいいと思いますし、そうでないならそうでないなりに楽しく遊べるならそれが一番なんじゃないでしょうか?

MTGのゲーム性の高さは理解していますし、それは素晴らしいと思います。けど、ゲーム性でMTGに劣るはずのゲームもまた流行しているのは何故なんでしょう? そろそろその理由を考えてみても良いのではないでしょうか?

土曜日, 2月 03, 2007

詰めD-0。

と或る所で面白い詰めD-0を発見したので、本人の許可を得て転載してみます。ちなみに製作者は神奈川方面でジャッジをされてるゆうきぽんさんです。


今は自分のターンのメインフェイズです。

敵軍エリアはパワー4500の能力無しユニット3体で埋まっています。相手のスマッシュは6。相手の手札は0。エネルギーは全てフリーズしています。

中央エリア・中央ラインにあなたの「殺意の魔煙キラー」がリリース状態で置かれています。あなたの手札は「ジェット・ソウル」と「サキュバスの吐息」です。あなたの山札は1枚しか残っていないので、プランからカードを使用した瞬間に負けてしまいます。

エネルギーはいくら使っても良いので、このターン中に相手を倒して下さい。



1つだけヒントを出すと、これを作った人がジャッジであるって事ですかね。

何も出ませんが、この問題に関してはコメントお待ちしております。この問題、結構頭使いますから。

FAQ更新。

・Q&A更新(不具合により表示されていなかった部分を修正しました)

らしいので、とりあえず一読をオススメします。と同時に、「プレイした時誘発」に関する詳細がこちらのblogに書かれていましたので、その辺のタイミングがまだいまいちつかみきれてないって人は、こちらも読んでみるといいんじゃないかと思います。

あ、FAQに無いけどちょっと注意すべき点としては、緑の暴走でどれをフリーズするかを決めるのは解決時って辺りがあるかもしれません。対象を取ってる「妖魔の勇者」とは違うんですよね。

ちょっと風邪気味なので今日はここまでで。

木曜日, 2月 01, 2007

公式更新。

禁止・制限の話は置いといて、とりあえずここのblogらしい話をしましょう。そう、今日は久々に総合ルールが改定された日なのです。と言うワケで、今回は改定総合ルールのお話です。まずは、「『紅き覇王の門』でプランゾーンにある『爆砕の魔炎バーン』を出す場合コストはいくつになるのか?」と言う問題についてです。今回の改定よって以下の項目が加わりました。


3-4.プランゾーンにカードがある状態で、そのプランゾー
ンのある山札を見てカードを選択する場合、プランゾーンにあ
るカードを裏向きにした後、山札を見ます。



これによって、今まで揉めていた話に終止符が打たれる事になった訳です。「紅き覇王の門」で山札を探し始めたらもう「爆砕の魔炎バーン」はプランゾーンには無い事になるので、「爆砕の魔炎バーン」のコストは6になります。


後もう一つ揉めていた問題としては、「妖魔の勇者」とそれに隣接するユニットの位置を「パラドクス・ストーム」で交換したら、「妖魔の勇者」の能力は誘発するのかと言う話がありました。これに関しても以下の項目が加わる事で解答が出る事になりました。


10.カードがゾーンを移動する事を含む誘発イベントは「ゾーン
変更誘発」と呼ばれます。ゾーン変更誘発を持つ能力の多くはゾ
ーンが変わった後でそのカードに何かをしようとします。「ゾー
ン変更誘発」を持つ能力はそのカードを移動先のゾーンで探し、
もしも移動先のゾーンでそのカードが見つからなかった場合、
そのカードに対する効果は失敗します。また、「ゾーン変更誘
発」を持つ能力によるカードの捜索は、カードがそのゾーンに入
らなかった場合、あるいはその移動先のゾーンが非公開情報で
ある場合には失敗します。「ゾーン変更誘発」の最も一般的な例
としては、スクエア以外からスクエアにカードが置かれた時の
能力があります。



「妖魔の勇者」が持っている誘発型能力はゾーン変更誘発です。ちょっと勘違いする人がいるかもしれないので補足しておきますけど、スクエアって言うのはそれぞれが独自のゾーンって言う定義なので、スクエアからスクエアへの移動もゾーンの変更って事になるんですね。

で、「妖魔の勇者」とお隣にいるユニットが場所を入れ替わった場合、場所を動いた後に動いた後の場所を元にして誘発イベントが無いかをチェックする事になります。

これと同じ原理の物としては、「水晶砦の魔女」が分かりやすいでしょう。彼女はスクエアに置かれた後に誘発するのですが、彼女が置かれる前にセイレーンがいなかったとしても、彼女自身によってトリガーします。って言う事はこの誘発型能力は、「水晶砦の魔女」がスクエアに置かれる瞬間に、セイレーンがスクエアに入ってきたのを見てたって事になるんですね。

「妖魔の勇者」の誘発型能力も同じで、入れ替わった後に誘発するのですが、入れ替わった瞬間にトリガーする物が無いかを見てたって事になります。そして、入れ替わった瞬間に隣にユニットがいるならば、それは「妖魔の勇者」の隣に置かれたと言う条件を満たすので、「妖魔の勇者」の能力は誘発すると言う事になります。

ちなみに同じ原理で「湧き出る泉シンプイ」の効果も自分自身に及んだりします。

それと、もう一つ揉めていた問題としては「召集と隊列召喚を併用する事は可能なのか。」と言う話もありました。これに関しては召集と隊列召喚の定義がされた事によって不可能である事が明確化されています。


1.隊列召喚はユニットの通常のプレイの方法を変更する常在
型能力である。

2.召集は「召集-[スクエア条件]」の形で記載されている。こ
れは、「あなたは、[スクエア条件]を満たすバトルスペースのス
クエアに、そこが自軍エリアであるかのようにユニットをプレ
イできる。」と「そのユニットがプレイされてスクエアに置かれ
る時、フリーズ状態のかわりにリリース状態になる。」というこ
とを表す。



隊列召喚は通常のプレイの方法を変更しています。一度通常のプレイの方法を変更してしまっているならば、それはもはや通常のプレイではなくなっているため、それを召集でもう一度変更する事はできないって言う事になります。