金曜日, 2月 09, 2007

MTGに関する雑感。

普段、ジャッジとかトーナメントプレイヤーとかに囲まれてると見えなくなってしまうんですけど、MTGには大きなトーナメントに興味なんて持たない層もいて、そう言う人達はそう言う人達で楽しく遊んでるんですよね。

思えばMiyu自身も蕃茄杯に出会うまでは、DCI番号をプレリにしか使わない人でした。けど、その当時ってカジュアル層でも結構トーナメントの動向とかに気を遣って、上位層のデッキリストとかを見てた気がします。

でも、最近のカジュアルプレイヤーを見てると、トップのデッキとかに興味無いみたいで、ホント好き勝手遊んでる様な感じです。下手するとレギュレーションとかも気にしてないのかもしれません。そう言う人達は別に無理して高いカードを集めたりしないし、プレリにさえも出ないんですよね。

なんですけど、よくよく考えてみればトーナメントプレイヤーの数よりもそう言ったカジュアルプレイヤーの数の方がどう考えても多いんですよね。ただ、彼(または彼女)らは見える所に出てこないから目立たないだけで。

それを引きずり出して云々なんて事は言いません。トーナメントに興味がある人には最初のステップとして蕃茄杯や悪魔杯なんかを紹介するだけですし、興味が無い人にとってはトーナメントなんて面倒な所だったり怖い所だったりでしかなかったりするのですから。

それに最近思うんですよ。全てのプレイヤーが数学的に緻密なゲームを遊びたい訳じゃあないんじゃないかって。

デッキ構築理論とかアドバンテージとかテンポとか言った硬い事を考えずただ、「ぎゃー! 《Serra Angel / セラの天使》だー! わー! 《Shivan Dragon / シヴ山のドラゴン》だー!」って言った感じのティミーゲーを繰り広げるのもアリだと思うんです。その中で、強くなりたいって言う人がいるならそこで初めて理屈を学べばいいと思いますし、そうでないならそうでないなりに楽しく遊べるならそれが一番なんじゃないでしょうか?

MTGのゲーム性の高さは理解していますし、それは素晴らしいと思います。けど、ゲーム性でMTGに劣るはずのゲームもまた流行しているのは何故なんでしょう? そろそろその理由を考えてみても良いのではないでしょうか?

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