月曜日, 9月 28, 2015

#fowtcg 総合ルール5.2読んだよー。

いつもの奴を最初に。
これは公式裁定では無く、ルール読んだらそうなるよね的な奴です。
ので、取り扱いは自己責任でお願いしまする&間違い見つけたら遠慮せずにTwitterに凸って下さいねー。



アリスクラスタが発売したので、今日は剥きに行きました。
とは言え、あんましお金の無い時期なので、8パックとかそんな感じですが。
横で大会をやっていたので、それを見ながら総合ルール読んだりしていたのですが、今回も結構色々と追記されていましたね。


大会中で、店舗の人が迷っていたルーリングとしては、「機巧大帝 マキナ」が3枚カードを同時に出す時、リゾネイターとアディションを同時に出したら、そのリゾネイターにそのアディションを付けられるの? ってのがありましたね。



「機巧大帝 マキナ」(SKL087J)
このカードが場に出たとき、あなたの手札から無属性の、アディションとリゾネイターを合わせて最大3枚まで場に出してよい。
無属性のリゾネイター1体を破棄する:このターン、このカードに次に与えられるダメージ全てを軽減する。
神技〔無敵兵団〕[3]あなたがコントロールする無属性のリゾネイターはこのターン、破壊されない。(この神技は1ゲームに1度のみ使用できる。)



結論だけ言うと、設置出来ません。今までいたリゾネイターから選びましょう。



と言う訳で、15/09/25から発行の、総合ルール5.2の読書感想文などを。



このエントリは、


http://fow-tcg.com/pdf/FoW_CR_5.2_20150925.pdf


を読みながら読むと、楽しいかと。




2.8.属性
属性はアイコンを見て何を持つかを決定する様になりました。
ので、属性アイコンの無いカードは無属性って話になります。

と言う訳で、「風使いアーシニア」(3-073)は無属性ですし、「次元の守護者アリス」(MPR-091)は光と水の属性を持っていると言う事になります。



◆マリーベルでの正しいアタックとブロックの礼儀

「魔鋼人形 マリーベル」(SKL100)

あなたのJルーラーにダメージが与えられるなら、それは200点軽減される。
[5]このカードはターン終了時まで、レガリアであると同時に【1000/1000】の機械のリゾネイターになる。もし、あなたのJ/ルーラーが“機王 マキナ”か“機巧大帝 マキナ”なら、このコストを[2]減らしてよい。
[1][レスト]このカードを破棄する
対象のレガリア1枚を破壊する。

競技的なプレイをするに際して、可能ならこのレガリアでアタックしたりブロックしたりする事を悟られない為に、リゾネイター化は直前まで待っておきたい物。では、どの時点で5コスト払う能力を使うのが良いのか?

8.2.攻撃宣言ステップ
‘攻撃宣言ステップ開始時’の誘発条件が発生します。
ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。
ターンプレイヤーは、攻撃するか攻撃を放棄するかを選択します。パスをした場合、このバトルが終了し、戦闘終了ステップに進みます。攻撃する場合、以下を選択します。
▶攻撃を行う自分のリカバー状態の、このターンの最初から継続して自分の場に存在する、攻撃力と防御力を持つJ/リゾネイター1体。このとき、その条件を満たす、何らかの効果により攻撃をしなければいけない自分のJ/リゾネイターがいる場合、そのうち1体を選択する義務があります。
▶攻撃目標としての、相手プレイヤーまたは相手の場にあるレスト状態の攻撃力と防御力を持つJ/リゾネイター1体または何らかの効果により適正に攻撃目標として選択できるカード1枚。
攻撃を宣言する場合は、上記のすべてを選択できる義務があります。いずれかが選択できない場合は、攻撃することを選択できず、パスを選択する義務があります。
攻撃を行う自分のJ/リゾネイターをレストします。攻撃を行うために必要な行動がある場合、ここで実行します。それが実行できない場合、この攻撃は行えず、攻撃するかパスをするかの選択までゲームの状況が戻されます。これ以降、このJ/リゾネイターは攻撃を行っているJ/リゾネイターとなります。
このバトル中、非ターンプレイヤーが呪文も能力もプレイせず、ターンプレイヤーが攻撃の放棄を選択した場合、そのターンプレイヤーはこれ以降このターンにおいてバトルを開始できません。
ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。

と言う訳で、最初の優先権処理の際・・・つまり、「攻撃する!!」と宣言する前に「魔鋼人形 マリーベル」をリゾネイター化するのがルール的に正確そうですね。「魔鋼人形 マリーベル」をリゾネイター化した結果何かあったから「パスする!!」と言うのもアリですね。

ブロックの方はと言うと・・・、

8.3.ブロック宣言ステップ
‘ブロック宣言ステップ開始時’の誘発条件が発生します。
ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。
非ターンプレイヤーは、ブロックするかパスをするかを選択します。ブロックする場合、その攻撃しているカードをブロックできる自分のリカバー状態のJ/リゾネイター1体を選択します。
ブロックする場合、ブロックを行うJ/リゾネイターとして、攻撃目標でない攻撃力と防御力を持つ自分のJ/リゾネイターをレストします。ブロックを行うために必要な行動がある場合、ここで実行します。それが実行できない場合、このブロックは行えず、ブロックするかパスをするかの選択までゲームの状況が戻されます。これ以降、このJ/リゾネイターが場にある限り、このJ/リゾネイターはブロックを行っているJ/リゾネイターとなり、攻撃を行っているJ/リゾネイターはブロックされているJ/リゾネイターとなります。
これ以降、ブロックしているJ/リゾネイターがいるかぎり、攻撃しているJ/リゾネイターとブロックしているJ/リゾネイターは互いのカードと戦闘を行っている状態になります。ブロックしているJ/リゾネイターがいない場合、攻撃しているJ/リゾネイターと攻撃目標に選ばれているJ/リゾネイターは互いのカードと戦闘を行っている状態になります。
ターンプレイヤーに優先権が与えられ、優先権処理を実行します。

と言う訳で、こちらもブロックするかパスするかの前にリゾネイター化しておくのが良さそうです。

※とは言え、手順違いの連続行動的な奴で、ジャッジは特別な状況でもなければ手順の省略を認めたり、状況によっては巻き戻しを認めたりと言う事をしても良い気はしますけど。でもまあ、念の為、正確なルールを知っておくのは大事だよね、的な。



一部の人向け→レガリア有効になったよ、良かったねー。



9.6.誘発能力

誘発物絡みは面倒臭いけれども、やっている事は特別今までと変わりはないかと。多分、詠唱待機周りとか潜伏周りとかをカードを直接チェイスに乗せる為に、‘誘発能力または誘発処理を行うカード’を誘発物と言う風に定義したんじゃ・・・ないかなあ、とか(前のバージョンと比較している訳ではないので、予測)。



9.10.置換効果
ある事象の発生に対する置換効果がある場合、その元の事象は発生せず、置換後の事象のみが発生します。
同一の事象に対する置換効果が複数ある場合、その事象が本来適用されるプレイヤーまたはカードの
コントローラーが、そのうちいずれかの置換効果を1つ選んで適用します。
▶ダメージを与える事象に対して適用される置換効果が複数ある場合は、そのうちいずれかがダメージの軽減処理を含まないものである場合、そのダメージを与える効果のコントローラーがそのうち1つを選んで適用します。ダメージを与える事象に対して適用される置換効果がすべて軽減処理を含むものである場合、そのダメージを与えられるプレイヤーまたはカードのコントローラーがそのうち1つを選んで適用します
すべての置換効果は、置換すべき事象がある限り、あらゆる置換効果を適用する前のその事象1回につき1回のみ適用されます。置換することを選択できることが明確になっていない限り、置換効果を適用しないことはできません。

ダメージを与える事象に対して~の辺りが変更になっていますね。ダメージを与える事象に対して適用される置換効果は、ダメージの軽減は後回しにしてそうでない物から解決しましょうって話です。



10.6.ダメージを与える

・あるカードや能力によりいずれかのカードやプレイヤーにダメージが与えられる場合、原則としてそれは1回で与えられます。
▶ダメージの点数の計算に、何らかの物が‘1つにつき[基準点数]ダメージを与える’等の表記が用いられている場合、それは単なるダメージの計算手順であり、それは最終的に与える点数を1回で与えます。基準点数のダメージを複数回に分けて与えるわけではありません。
例:あなたの手札のカードが3枚の状況で‘あなたの手札のカード1枚につき100ダメージを与える’という指示がある場合、これは300点のダメージを与えます。100点のダメージを3回与えるわけではありません。
防御力を持たないカードにダメージが与えられる場合、それは何も行いません。

11.1.貫通
[貫通]を持つJ/リゾネイターの攻撃がブロックされている状態で、その攻撃したJ/リゾネイターが戦闘判定ステップでルールによるダメージを与える際、その攻撃しているリゾネイターのコントローラーは、以下の手順で与えるダメージを決定して与えます。
▶あるJ/リゾネイターの防御力から、そのJ/リゾネイターに蓄積されているダメージを引いた値を、そのJ/リゾネイターの致死ダメージ量と呼びます。
▶攻撃しているJ/リゾネイターのATKの値がブロックしているJ/リゾネイターの致死ダメージ量よりも大きい場合、その上回った点数を、ブロックしているJ/リゾネイターと、本来の攻撃目標のいずれかまたは両方に、100点単位で分割して割り振ります。
▶その後、ブロックしているJ/リゾネイターに、その致死ダメージ量にそれに割り振った点数を加えた値のダメージを、本来の攻撃目標にそれに割り振った点数のダメージを与えます。
[貫通]を複数持っても効果は累積しません。
[貫通]により与えられるダメージは戦闘ダメージです。

ダメージを与える辺りは貫通とまとめての変更。要は、ブロックしているリゾネイターのDEF以上のダメージをブロックしているリゾネイターに割り振って、残りを本来の攻撃目標に与えるよって話。

今まではこの辺が曖昧になっていて、「炎狼 ベオウルフ」辺りが脳筋な事になってしまいそうになっていました。そこの是正ではないかと。

と言う訳で、その「炎狼 ベオウルフ」の現在を確認する、ちょっとややこしい問題。

Q.「天羽々斬」が設置された「炎狼 ベオウルフ」がいる際に「バンザイ・アタック」を打ち、その後対戦相手にアタック。それが「獣王の伝令」にブロックされた場合、どんな感じになるでしょうか?



「炎狼 ベオウルフ」(TAT-019)
ATK/300 DEF/500
【常時】
このカードがリゾネイターか対戦相手にダメージを与えるとき、そのダメージは2倍になる。

「天羽々斬」(MOA-011)
【常時】
    設置されているリゾネイターは【+400/+400】を得る。
【常時】
    設置されているリゾネイターが、対戦相手がコントロールするリゾネイターにダメージを与えたとき、それと等しいダメージをその対戦相手に与える。

「バンザイ・アタック」(VIN001-017)
ターン終了時まで、あなたがコントロールするリゾネイターは【+700/+0】と[貫通]を得る。ターン終了時、あなたがコントロールする全てのリゾネイターとJルーラーを破壊する。

「獣王の伝令」(SKL057)
ATK/400 DEF/400



A.まず、「炎狼 ベオウルフ」の全ての修正が加わった後のATKとDEFは300/500に【+400/+400】と【+700/+0】で、1400/900。それに貫通が付いています。

「獣王の伝令」のATKとDEFは400/400なので、最低400点ダメージを「獣王の伝令」に割り振り、残りを対戦相手に割り振ります。別に1400点ダメージを「獣王の伝令」に割り振っても良いのですが、ここでは仮に最低限である400点ダメージを「獣王の伝令」に割り振った物として扱いましょう。とすると、対戦相手には1000点ダメージが割り振られます。

その後、前述した軽減以外のダメージを与える事に関する置換効果によって、リゾネイターと対戦相手に対して与えられるダメージは2倍になります。つまり、「獣王の伝令」に800点ダメージ、対戦相手に2000ダメージが与えられます。

その後、「天羽々斬」のリゾネイターにダメージを与えたときの能力がチェイスに乗ります。これを解決すると、対戦相手に800点ダメージが与えられます。これも2倍にならないの? と思うかもしれませんが、このダメージの発生源は「天羽々斬」であり、「炎狼 ベオウルフ」ではないので、残念ながら2倍にならないのであります。

これを踏まえてゴリラずきんするのはお好きにどうぞ。

※ゴリラずきんとは、「真実の童話 赤ずきん」と「暖炉のおばあちゃん」を組み合わせたコンボを用いるデッキ。FoWTCGに置いてATKとDEFの入れ替えは加算と減算扱いである所から、生まれた。これに「ビックバン・レボリューション」と「炎狼 ベオウルフ」辺りを組み合わせると完全なロマンデッキ。



「真実の童話 赤ずきん」(TAT-057)
【常時】
    このカードは闇と炎の呪文や、闇と炎のカードの能力の対象にならない。
【常時】
    あなたがコントロールするリゾネイターが呪文や能力によって、ATKかDEFを加算(+)させるとき、それは本来値の2倍を加算(+)する。
【常時】
    あなたがコントロールするリゾネイターが呪文や能力によって、ATKかDEFを減算(-)させるとき、それは減算(-)されない。

「暖炉のおばあちゃん」(CMF-025)
ATK/100 DEF/1200
【常時】
    場に人狼が出るたび、ターン終了時までこのカードのATKとDEFを入れ替える。

「ビックバン・レボリューション」(TAT-020)
【発動条件】
    あなたがコントロールするリゾネイターが破壊されたとき:対象のリゾネイター2体にターン終了時まで、その破壊されたリゾネイターのATKとDEFと同じだけの数値を加算(+)する。



12.4.神技
神技はカードが持つ条件能力です。
‘神技<能力名><条件能力>’は‘<条件能力>あなたは<能力名>を、ゲーム中1回のみプレイできる。’を意味します。
異なる能力名の神技は、それぞれゲーム中に1回ずつプレイできます。
何らかの効果によりプレイした神技が無効にされた場合でも、その神技はプレイされたものとみなされます。

まあ、これは良いかな?

12.5.潜伏
[潜伏]はカードが持つ常時能力で、そのカードをプレイする方法を変更します。
‘[潜伏] <条件>’とは、‘このカードが詠唱待機エリアにある間、<条件>を満たしている時点でこれを公開し、コストを支払わずに誘発済みである誘発物(9.6)としてプレイしてよい。’を意味します。
[潜伏]を持つリゾネイターは、詠唱待機カードと異なり、詠唱待機エリアに置いたターンに条件を満たした場合、誘発状態となることができます。

潜伏は「プレイする方法を変更します。」だけなのです。どう言う事か、と言うと、潜伏によってプレイされるカードは召喚呪文なのであります。

12.6.追憶
[追憶]はカードが持つ常時能力で、そのカードをプレイし解決する方法を追加します。
‘[追憶]’とは‘あなたは墓地にあるこのカードをプレイできる。このカードを[追憶]により墓地からプレイしたなら、このカードがチェイスから他の領域に移動する場合、代わりにこのカードをゲームから取り除く’を意味します。

追憶は「プレイし解決する方法を追加します。」だけなので、それが詠唱破棄なら詠唱破棄のタイミングでプレイする事が出来ます。

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