金曜日, 1月 15, 2016

#デュエマ を殆ど遊んだ事無いけど、ジャッジ試験勉強始めました。

デュエマのジャッジ募集に応募してみたので、ルールに明るそうなプレイヤーさんをとっ捕まえて先生になって貰ったので、その第一回講義のまとめメモ。ちなみに、自己紹介すると、自分はデュエマ知識は1弾で止まっているルールマニヤです。

このエントリに於けるルールの引用は、

デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.1 (PDF形式)(最終更新日2015/12/15)
デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール(PDF形式)(最終更新日2015/12/18)

から行っています。

◆ループコンボの温床。

音感の精霊龍 エメラルーダ P(R) 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5500
ブロッカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。その後、自分の手札を1枚、裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。(こうして自分の手札に加えたシールド・カードの「S・トリガー」を使ってもよい)

引用元:http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/7615.html

奇跡の精霊ミルザム SR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000
ブロッカー
ウルトラシールド・プラス-このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を上から5枚まで、裏向きのまま、自分のシールドいずれかひとつの下に置いてもよい。
W・ブレイカー

引用元:http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/3124.html

ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。

引用元:http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/1438.html



要は、「ヘブンズ・ゲート」を用いて、「音感の精霊龍 エメラルーダ」と「奇跡の精霊ミルザム」を同時に出す事をキーとするアーキタイプがあるそうであり。
読む必要があるルールは下記の辺り。



113.2. 通常、シールドは1枚のカードからなりますが、シールド・プラスなどの効果で複数枚のカードを重ねた状態になることがあります。シールドの数を数えるときは、重ねられたカードの束を1つのシールドとして数えます。シールドゾーンにあるカードの枚数を数えるときは、束になっているカード1枚1枚を含め、シールドゾーンにあるそれぞれのカードの数を数えます。

112.3a S・トリガーはブレイクなど何らかの理由でシールドが手札に加えられるとき、そのカードを対戦相手に見せることで即座にコストを支払うことなく使用することを宣言することができます。そうしたなら、そのカードは一度手札で待機状態となり、その後通常の効果と同様に処理されます。呪文の場合は呪文の効果解決までがS・トリガーの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでがS・トリガー能力です。バトルゾーンに出ることによって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。

101.4.効果の処理はS・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う
複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。

101.4a複数の効果が同時に発生した場合、まずS・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。

101.4c効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。

603.2. 誘発型能力は、誘発条件を満たすたび自動的に誘発します。誘発した効果は一度待機状態となり、解決を待ちます。

603.3. 能力が誘発したら、効果は一度待機状態になり、その時点で待機している全ての効果のうちターン・プレイヤーのものから順番に処理をします。


動きとしては、

1.「ヘブンズ・ゲート」で「音感の精霊龍 エメラルーダ」と「奇跡の精霊ミルザム」をバトルゾーンに出す。
2.「音感の精霊龍 エメラルーダ」と「奇跡の精霊ミルザム」の誘発型能力が待機状態になる。
3.「音感の精霊龍 エメラルーダ」と「奇跡の精霊ミルザム」の所有者がどちらから解決するかを決められる。
4.「奇跡の精霊ミルザム」の持つウルトラシールド・プラスを先に解決する。
5.「音感の精霊龍 エメラルーダ」によって、ウルトラシールド・プラスされたシールドを手札に加える。
6.その効果によって、6枚のカードが手札に加えられるので、その中にあるS・トリガーを優先的に処理する。
7.どのS・トリガーから処理するかはそれらの所有者が決められる。
8.全てのS・トリガーを処理し終わったら、「自分の手札を1枚、裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。」を行う。

となるらしく。
で、例えば、

「6.」と「7.」の間で、「ヘブンズ・ゲート」が手札に加えられて、S・トリガーを解決した。
そして、それによって新しい「音感の精霊龍 エメラルーダ」と「奇跡の精霊ミルザム」がバトルゾーンに出た。
その際、S・トリガーを優先的に解決するの法則があるので、残りのS・トリガーは全て解決されなければならない。
そして、このS・トリガーは最初に出た「音感の精霊龍 エメラルーダ」の効果の解決中に行われている物である。
よって、その効果の解決が終わるまでは、新しくバトルゾーンに出た方の「音感の精霊龍 エメラルーダ」と「奇跡の精霊ミルザム」が出た時に誘発した誘発型能力を解決する事が出来ない。

#Pro-Rのバンク処理が正直これのほぼコピーだったのですが、デザイナーさんのセルフオマージュか何かだったんですかね?

#細かい所だけど、総合ゲームルールに所有者の定義が無いんじゃないかな?

◆禁断は、デュエマを1弾しかやっていない自分でも知っている超有名カード。

禁断~封印されしX~ FLC 火文明 (マナコストなし)
禁断の鼓動
この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。
この鼓動はバトルゾーンを離れない。
禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。


引用元:http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/8376.html

伝説の禁断 ドキンダムX FLC 火文明 (99)
禁断クリーチャー:(種族なし) 99999
T・ブレイカー
このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。
コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。


引用元: http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/8377.html

さて、このカードについてなのだけれども、自分がデュエマを習ったプレイヤーさんには、最初に「禁断~封印されしX~」を抜いてシャッフルする、と聞いた。
のだけれども、総合ゲームルールを見ると、


103. ゲームの始め方
103.1. ゲームを始める前に、それぞれのプレイヤーは自分のデッキをシャッフルし、カードが不規則な順序になるようにします。この時、両面カードは取り除いてかまいません。その後、対戦相手にデッキを渡し、40枚の確認とシャッフルやカットをしてもらいます。プレイヤーのデッキは以後山札と呼ばれるようになります。

103.2.次に、ゲーム開始手順に移ります。この時、ゲーム開始時に何かをする指示があればそれに従います。その後、それぞれのプレイヤーは山札の上から5枚を裏向きのままシールドとして展開し、5枚になるようにカードを引いて手札とします。

806.4.禁断はゲーム開始時に指定されたゾーンに置かれます。

307. 鼓動

307.1. 鼓動はデッキに入れることのできる両面カード「禁断」の片方の面です。

307.2. 鼓動はゲーム開始時に指示された位置に移動します。




となっていて、ちょっとだけもにょる。

「両面カードは取り除いてかまいません。」って事は、取り除かなくても良いって言う事でもありそうに見える。 ってか、そもそも論デッキに入ってる状態では「禁断~封印されしX~」なのか裏面の「伝説の禁断 ドキンダムX」なのかが分からない気がする。と言う事は、取り除かなかった場合、単なる何か良く分からない異物が山札に混入しているって事になりそう。

ちなみに、「デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール」を見るに、



2.3 ゲーム開始前の手順
以下の手順を各ゲームの開始前に適当な時間内で行なわなければならない。
1.プレイヤーは自分のデッキをシャッフルする。
2.プレイヤーはデッキを対戦相手に提示し、シャッフルを求める。また、存在する場合は超次元ゾーンも提示する。
3.各プレイヤーはシールドを5枚セットし、カードを5枚引く。




ってあるので、フロアルール側に逃がしてある訳でもなさそう。
うーん、本能的でないルールとカードの挙動で、ちょっともにょるよなあ。

◆侵略烏賊娘。

侵略についてもちょっと触れたので、総合ゲームルールを「侵略」で検索した・・・引っかからない。

そっか、確かキーワード全部網羅している訳じゃなかったもんな、このルール、と思い、用語集(http://dm.takaratomy.co.jp/rule/dictionary/)で侵略を探すと、載っていない。

ぐぬぬ・・・と言う訳で、侵略に関するFAQなどをhttp://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmr17-0003/から見るに、侵略って自分が大嫌いな手札誘発的な動きになるのでしょうかね・・・。

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